×

高橋宏も続け! 中日の背番号「19」 過去2度のノーノ―達成&3人の“タイトル”ホルダー

2020年12月11日 11:26

野球

高橋宏も続け! 中日の背番号「19」 過去2度のノーノ―達成&3人の“タイトル”ホルダー
中日・大矢根博臣投手(1959年撮影) Photo By スポニチ
 中日の新入団選手発表会見が11日、名古屋市内で行われた。ドラフト1位の高橋宏斗投手(18=中京大中京)は、注目の背番号が「19」に決定。今季まで吉見一起氏が背負った期待の番号でもあり、将来のエース候補と認められた形だ。
 中日で過去に背番号「19」を背負ったのは、1936年の森井茂から始まり、今季の吉見まで19人。最長は吉見の15年間だ。ポジション別でも投手(野手からの転向、野手への転向も含め)が16人で最多となり、数々の勲章を“見てきた”。79年には藤沢公也が新人王に輝き、98年には落合英二が最優秀中継ぎ投手賞、09年には吉見一起が最多勝、さらに吉見は11年に最多勝、最優秀防御率を獲得。新人王を含めれば、過去3人のタイトルホルダーを生んだ番号でもある。また57年には大矢根博臣、64年には中山義朗が無安打無得点試合を達成するなど、好投手が背負ってきた歴史は間違いない。

 高橋宏はMAX154キロを誇る「世代№1投手」。中京大中京では昨秋の新チーム結成後、公式戦28勝無敗と“負けない投手”の称号を手にしただけに、中日でも同様の快投が期待される。

 【中日の過去の背番号19番選手】
森井茂(1936年)
大沢清(37年春、秋)
松尾幸造(38年春~43年、46~47年)
茅野秀三(48年)
宮下信明(49~54年)
大矢根博臣(55~60年)
中山義朗(中山俊丈)(61~65年)
新宅洋志(66~70年)
川内八洲男(71~73年)
星野修孝(星野秀孝)(74~75年)
西岡三四郎(76年)
大石弥太郎(77~78年)
藤沢公也(79~84年)
米村明(85~91年)
落合英二(92~93年)
ジェームズ(94年)
中山裕章(95~01年)
久本祐一(02~05年)
吉見一起(06~20年)

 ◆高橋 宏斗(たかはし・ひろと)2002年(平14)8月9日生まれ、愛知県出身の18歳。三郷小6年時にドラゴンズジュニアに在籍。中京大中京では1年夏からベンチ入り。2年春から背番号1を背負い、秋の明治神宮大会で優勝した。1メートル85、85キロ。右投げ右打ち。

おすすめテーマ

2020年12月11日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム