楽天・石井新監督 背番号は「99」に決定 恩師と同じ「ラッキーナンバー」
2021年01月01日 05:30
野球
心象風景の中に「99」を背負って戦う監督の姿が脳裏に残っている。ヤクルトから西武に移籍して1年目だった08年。当時の渡辺久信新監督の背番号も99で「監督の背中が大きく見えた。チームを躍動させる姿が好きだった」と言う。自身も背中でチームを引っ張る立場になり、恩人と同じ番号を背負うことに不思議な縁を感じる。
野球界に身を置く者にとって背番号は「顔」と表現される。「汲々(きゅうきゅう)としないように…。グッズが売れなかったら番号を変えます」と冗談めかすが、確かな決意が込められている。ユニホームに袖を通すのは13年に現役を引退して以来8年ぶり。2月1日の春季キャンプ初日でお披露目となる。(重光 晋太郎)
▽石井監督の背番号変遷 92年のヤクルト入団時に「16」を背負い、02年のドジャース移籍時は「何となく幸運がついてきそうだから」とブルペンコーチから譲り受ける形で「17」に。その後、05年のメッツ移籍時に「23」をつけ、06年のヤクルト復帰時は再び「16」。08年の西武移籍時は前年オフに左肩を手術した古巣の後輩左腕・石井弘寿と同じ番号の「61」を選び「来年復活してほしい弘寿君に願を掛けました」と説明した。
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