阪神ドラ1・佐藤輝と一問一答「走攻守、全部で頑張っていきたい」お年玉「弟にあげたい」

2021年01月01日 05:30

野球

阪神ドラ1・佐藤輝と一問一答「走攻守、全部で頑張っていきたい」お年玉「弟にあげたい」 — バットを手に気合の入った橋上を見せる阪神のドラフト１位・佐藤輝（撮影　大森　寛明） Photo By スポニチ

　【阪神・佐藤輝と一問一答】

　――明けましておめでとうございます。

　「おめでとうございます」

　――2021年はどういう年にしていきたいか。

　「まずはしっかり練習するっていうことですかね。今までと環境も変わっていろいろあるとは思うんですけど、自分のやるべきことに集中して、ブレずにしっかり練習というか体作りをやっていきたいと思います」

　――わくわくする気持ちが強い。

　「はい、もちろんです。プロの世界のことは何も知らないので、もちろん大変なこともあると思いますけど、今は楽しみだという気持ちですね」

　――どのような部分で楽しみだと感じる。

　「やっぱり、甲子園球場で、あれだけのお客さんがいる中で野球ができるということが楽しみです」

　――これまで日本一の経験がない。プロで日本一に。

　「チームスポーツなので、もちろんそこは目標にやっていきたいと思います」

　――将来的にどれぐらいのホームラン数を打ちたいか。

　「いやー分かんないですね。どれぐらい？　ちょっと分かんないですね（笑い）」

　――走攻守でハイアベレージを目指す。

　「そうですね。実際にプロの世界でやってみないことには数字とかはあんまり分からないですけど、できる限りのことをやっていきたいです」

　――5ツールプレイヤーが理想？

　「はい。走攻守、全部で頑張っていきたいと思います」

　――毎年お正月のすごしかたは。

　「実家か、宮城県の祖父母の家で過ごすかのどちらかですね」

　――テレビを見ながらゆっくり。

　「はい。特に何もすることなく家族とゆっくりしています」
　――食べるものは
　「普通ですね。普通にお雑煮とか食べてますね。家でお雑煮とかくらいですね」

　――お年玉はもう終わった。

　「お年玉…。弟にあげたいと思います」

　――同世代にオリックスの山本由伸。同世代選手への意識は。

　「特別な意識はしていないですけど、もちろんあれだけの活躍をしているのですごいなと思いますね」

　――交流戦などで対戦の可能性も。対戦したい。

　「球界を代表する投手だと思うので、対戦してみたい気持ちはもちろんあります」

　――ユーチューブでテレビの映像を見たりは。

　「しますね」

　――山本は真っすぐも変化球も一級品。すごさはどこに感じる。

　「スピードも速いし、コントロールもすごく良いので、すごいなと思いますね」

　――負けない活躍を。

　「そうですね、それもありますけど、相手がどうこうではなく、自分は自分のできることをやっていきたいと思っています」

　――新人王を目指す上で大卒選手がライバルに。自分のやるべきことをまずは。

　「それしかないですね。あんまりライバルを意識するとかは今までしたことないので。しっかり自分のやるべきことをやることだけだと思っています」

　――他人へのライバル意識は小さい頃からあまりない。

　「あまりというか、ないですね」

　――新人王を取るうえで、1番頭に思い浮かぶのは本塁打を打つこと。

　「そうですね。やっぱり1番はホームランを打ちたいですね」

　――佐藤にとってホームランの意義とは。

　「シンプルに1番楽しいです」

　――打った瞬間？ダイヤモンドを走る時？

　「打った日は楽しいし、嬉しいですよね」
　――会心のホームランは感触がないと言うが。

　「感触ない…ことは無いと思うんですけどね。絶対当たってるんで。（そういうところも気持ちいい？）そうですね。面白いですね」

　――浜風の強い甲子園でホームランを打つことを想像するか。

　「そこでやるしかないので。やってみなければわからないですけど、そこで打てるような技術をしっかり身につけたいと思います」

　――浜風に負けない技術とは。

　「分からないですねまだ。逆方向に打つとかですかね。あまり意識しすぎることはなく、まずはしっかり自分のバッティングをすることだと思います」

　――逆方向への長打も自信がある。

　「逆方向にもしっかり飛ばせるように、もっともっとやっていきたいと思います」

　――矢野監督の印象は。

　「積極的に、どんどん失敗を恐れずにやってくれと言っていただける監督なので。逆に消極的なことをしたらダメだと思うんで。しっかり積極的にやっていこうというか、そういう印象ですね」

　――予祝の考えを佐藤もやっていきたい。

　「はい。元はそんな目標とか全然立てるタイプでは無いので。でも、ちょっとずつやっていこうかなと思っています」