ソフトバンクの栗原陵矢が三塁挑戦を明言 本職の捕手、外野に加え「幅が広がる」

2021年01月15日 19:10

野球

ソフトバンクの栗原陵矢が三塁挑戦を明言 本職の捕手、外野に加え「幅が広がる」
三塁で守備練習する栗原(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 ソフトバンクの栗原陵矢(24)が三塁手挑戦を明言した。この日、長崎市内で中村晃、柳町らとの自主トレを公開。昨季、日本シリーズでMVPに輝いたブレーク男は今年の目標、フルイニング出場に向けて「幅が広がる」と挑戦を決意。三塁で46本のノックを黙々と受けた。
 いざ、松田から定位置獲りへ。「挑戦したいです。スタートラインにも立てていないが、もっともっとレベルアップしたい」とベテランの牙城に挑む。ノックでは、足の運びや、捕球姿勢を入念に確認。セーフティーバントの処理に「慣れない動きなので、打球への入り方が一番難しい。」と三塁手特有の体の使い方を課題に挙げた。

 今宮グラブで上達を目指す。昨年、4月のコロナ禍による自粛期間の練習中に守備職人の今宮にグラブをおねだり。野球人生初の三塁手転向に向けて「小さいグラブなので練習になる」と6日から始まった合同自主トレで愛用している。

 12月中旬、本多1軍内野手守備走塁コーチから、春期キャンプから三塁手をやると資料で伝えられた。「びっくりしました」と驚いた表情だったが、出場機会を広げる絶好のチャンスに食らいついた。フルイニング出場&打率3割の目標に向かって新たなポジションの定位置獲りへ闘志を燃やしていた。(福井 亮太)

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