明徳義塾・馬淵監督 通算84試合目で初の0―1敗戦 あわやノーノ―「実力差のある0―1だった」

2021年03月20日 05:30

野球

明徳義塾・馬淵監督 通算84試合目で初の0―1敗戦 あわやノーノ―「実力差のある0―1だった」
<仙台育英・明徳義塾>仙台育英に敗れグラウンドを後にする馬淵監督(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【第93回選抜高校野球大会第1日第2試合 1回戦   明徳義塾0ー1仙台育英 ( 2021年3月19日    甲子園 )】 甲子園歴代4位タイの通算51勝を誇る明徳義塾・馬淵史郎監督(65)にとっては通算84試合目で初めて味わう0―1敗戦。12年夏準決勝・大阪桐蔭戦の2安打を下回る1安打零敗に完敗を認めるしかなかった。
 「負けるときはこんなもん。均衡ではなく、実力差のある0―1だった」

 4回1死一塁から高松紳志が右前に唯一の安打で一、三塁としたが後続が連続三振に倒れた。4回2死一、三塁から救援した仙台育英の右腕・伊藤樹にノーヒット。今秋ドラフト上位候補で同じ右腕の高知・森木大智と何度も対戦しているが「森木とは球質が違う。スピン量は伊藤の方がある感じ」と評した。

 いい当たりの打球も野手の正面を突き「ツキもなかったな」とため息をつく中で「悔やまれるのは9回」と先頭の森松幸亮が2ボールから三飛に倒れた場面を「もう1球待っていたらどうなっていたか」と悔いた。唯一の失点だった2回も遊撃・米崎薫暉が間に合わない一塁に送球し余計な進塁を許したのが起点。「あんなもん投げちゃダメ。あのへんがめちゃくちゃ物足りん」と夏に向けた課題を指摘した。

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