阪神・藤浪 2軍降格後3度目のマウンドで大荒れ 5回9安打7失点、満塁で自ら痛恨の悪送球

2021年05月13日 15:07

野球

阪神・藤浪 2軍降格後3度目のマウンドで大荒れ 5回9安打7失点、満塁で自ら痛恨の悪送球
阪神・藤浪 Photo By スポニチ
 【ウエスタン・リーグ   阪神―オリックス ( 2021年5月13日    オセアンBS )】 2軍合流後3度目の実戦マウンドに上がった阪神の先発・藤浪は、5回9安打7失点と課題の残るマウンドとなった。
 5回2安打1失点と結果を残した前回6日の中日戦(ナゴヤ球場)同様、この日もノーワインドアップ投法。初回は2死二塁から西野に左前打を浴びるも、左翼・井上が正確な本塁送球で二走を刺して事なきを得た。

 だが、2回も先頭にストレートの四球を与えると、佐野如には右前打を浴びて無死一、二塁。7番の佐藤優に149キロを捉えられ、中堅の頭上を越える2点適時二塁打を許した。さらに2死三塁では宜保に150キロを中堅前に運ばれる適時打で3失点目。この回、2暴投を与えるなど制球に苦しみ、甘く入ったボールを捉えられた。

 3、4回こそ無失点に抑えるも、5回は四球と2連打で無死満塁。迎えた3番・来田を投ゴロに打ち取るも、自らの本塁送球が悪送球となり、ボールがバックネット付近を転々とする間に2者が生還。痛恨のプレーに思わず本塁付近でうなだれた。続く西野にも左中間を破られる2点適時二塁打を浴びるなど、負の連鎖を止めることができず。なんとか5回は投げきったものの、課題の残るマウンドとなった。

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