【米球宴見どころ】先発・大谷が対するナ・リーグスタメン紹介 打者・大谷は右腕シャーザーと対戦

2021年07月14日 06:30

野球

【米球宴見どころ】先発・大谷が対するナ・リーグスタメン紹介 打者・大谷は右腕シャーザーと対戦
エンゼルス・大谷(AP) Photo By AP
 【MLB球宴   ナ・リーグ―ア・リーグ ( 2021年7月13日    デンバー )】 大リーグの第91回オールスター戦は13日(日本時間14日午前8時30分開始)、いよいよ本番を迎える。前夜祭にあたるホームランダービーから大谷翔平一色ムード。本番では野手として「1番・DH」でスタメン出場し、特別ルールが認められア・リーグの先発マウンドにも上がる。対するナ・リーグのラインアップも猛者ぞろいだ。
 【ナ・リーグ スタメン】
(1)遊撃 フェルナンド・タティス(パドレス)右打ち
打率.286 28本塁打 60打点 20盗塁
内野フライでも隙あらばタッチアップ生還を狙うスピードあふれる22歳の若きスーパースター。長打力も備えナ・リーグトップ28本塁打で大谷と両リーグトップの座を争う。今年2月にはメジャー歴代最長14年という驚異の長期契約を結んだ。

(2)DH マックス・マンシー(ドジャース)左打ち
打率.270 19本塁打 52打点 1盗塁
18、19年と2年連続35本塁打。昨年はポストシーズンで計14打点と勝負強さを発揮し世界一に貢献した。血気盛んなスタイルにも注目。

(3)三塁 ノーラン・アレナド(カージナルス)右打ち
打率.265 17本塁打 56打点 1盗塁
本塁打王3度、打点王2度のスラッガー。シェアでパワフルな打撃だけでなく、三塁守備も天下一品で8年連続ゴールドグラブ受賞中。

(4)一塁 フレディ・フリーマン(ブレーブス)左打ち
打率.274 19本塁打 50打点 4盗塁
60試合に短縮された昨季のナ・リーグMVP。あまり大振りはせずに広角に打ち返すタイプで、18、20年にリーグ最多の二塁打を放っている。

(5)右翼 ニック・カステラノス(レッズ)右打ち
打率.331 18本塁打 59打点 2盗塁
穴も目立つ長距離砲タイプだったが、今季はスタイル一変。現在打率リーグトップで、29二塁打も最多。29歳にして本格化の気配が漂う。

(6)左翼 ジェシー・ウインカー(レッズ)左打ち
打率.301 19本塁打 50打点 1盗塁
調子の波の大きさが玉にきずだったのだが、今季は安定した打撃を披露。秋山から左翼の定位置の座を奪い取った。

(7)捕手 J・T・リアルミュート(フィリーズ)右打ち
打率.268 8本塁打 34打点 5盗塁
現役最高捕手の呼び声高い。リード面や強肩だけでなく、長打力備えた打力、そしてシーズン10盗塁前後のスピードも備える。

(8)中堅 ブライアン・レイノルズ(パイレーツ)両打ち
打率.302 16本塁打 51打点 3盗塁
逆方向にも長打を稼ぐスイッチヒッター。メジャー3年目の今季は前半戦だけで自己最多タイの16本塁打。速球にはめっぽう強い。

(9)二塁 アダム・フレージャー(パイレーツ)左打ち
打率.330 4本塁打 29打点 5盗塁
昨季は1~9番まで全打順こなし、内外野こなすユーティリティ。長打力は打線の中では劣るが、確実にコンタクトしてくる。

 大谷が打者として対峙するナ・リーグの先発投手はマックス・シャーザー投手(ナショナルズ)。今季成績は17試合で7勝4敗、防御率2・66。過去3度のサイ・ヤング賞受賞、2度のノーヒットノーラン、4度の最多勝を誇る、スリークオーター右腕。オールスター戦は8年連続の出場となる。100マイル(約161キロ)に迫る速球と、スライダー、チェンジアップのコンビネーションが武器。通算では右打者を被打率・198と封じる一方で、左打者には同・243と独特の投球フォームだけに左右で明確な差がある。左打ちの大谷には決して不利な相手ではない。

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