阪神・大山 五輪中断追い風で完全復活!Vのカギ握る4番が4戦連続マルチ安打でエキシビ打率4割超え

2021年08月09日 05:30

野球

阪神・大山 五輪中断追い風で完全復活!Vのカギ握る4番が4戦連続マルチ安打でエキシビ打率4割超え
<楽・神>7回1死、二塁打を放つ大山 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【エキシビションマッチ   阪神0-3楽天 ( 2021年8月8日    楽天生命 )】 阪神は8日、楽天戦に0―3で敗れた。零敗を喫した中、4番・大山悠輔内野手(26)が3安打と孤軍奮闘。6試合連続安打、4試合連続マルチ安打でエキシビションマッチ打率・406とし、後半戦へ向けて右肩上がりの調整を続ける。
 もう大丈夫だ。大山が孤軍奮闘3安打。五輪中断期間の復調で後半戦へ右肩上がりだ。

 「(特に2、3打席目は)追い込まれていましたが、簡単に終わらず、速い球もしっかりと打つことができたので良かったと思う」

 猛打ショーの始まりは2回だ。涌井の外寄りカットボールを捉えた左前打で6試合連続安打を記録。さらに4回2死無走者では追い込まれてからチェンジアップに食らいついて中前打とし、4試合連続マルチ安打もマークした。ブセニッツと対した7回は154キロ直球を右中間へはじき返し、フェンス直撃の二塁打。直球、変化球ともに対応し、エキシビションマッチ打率も・406まで上昇した。

 前半戦は背中の張りなどで一時離脱し、規定打席到達者でリーグ最下位の打率・245と精彩を欠いた。そこで五輪中断期間に入ってからは矢野監督ら首脳陣に指導を仰いでツイスト打法に挑むなど試行錯誤。その成果が表れつつある現状に矢野監督も「たまたまポンって出ている感じじゃなくて、中身のしっかり伴っている打撃が多い」と好感触だ。

 「個人としても、チームとしてもまだ試せることもあると思うので、やり残しなく後半戦に良い形で入っていけるように」と大山。後半戦まで残り2試合も課題と向き合いながら精度向上に努める。(長谷川 凡記)

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