ドラフト候補の明桜・風間 10奪三振完投でも満足せず「もっとキレのあるボール投げたい」

2021年08月15日 13:36

野球

ドラフト候補の明桜・風間 10奪三振完投でも満足せず「もっとキレのあるボール投げたい」
<ノースアジア大明桜・帯広農>初回、1死二、三塁、福溜の先制の左犠飛で生還した三走土居を迎える風間(左) (撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校野球選手権 1回戦   ノースアジア大明桜4-2帯広農 ( 2021年8月15日    甲子園 )】 第103回全国高校野球選手権大会の第3日は15日、甲子園球場で1回戦が行われ、4年ぶり出場のノースアジア大明桜(秋田)が39年ぶり出場の帯広農(北北海道)を4-2で下し、初戦を突破した。
 ノースアジア大明桜は今秋ドラフト1位候補の157キロ右腕・風間が快投を見せた。ここまでの今大会で最速となる150キロをマークするなど直球を軸に据えつつ、バッターによっては配球を工夫。ストレート狙いと見るや、フォークでかわすなどして、10奪三振完投。ノーゲームとなった12日のように“無安打無失点”とはいかなかったが、北北海道大会でチーム打率4割超の帯広農打線を2点に抑えた。

 風間は「仲間がしっかり打ってくれたので、みんなを助けようという思いで投げました」と笑み。ただ、2失点に関しては、「少し打たれる場面が多かった。悪いボールといいボールがハッキリしていたので、次の試合ではもっとキレのあるボールを投げたい」と振り返って、次戦への課題とした。

 一方、雨でスライド登板となったことについては、「自分たちにはどうにもできないので、気にしないで臨んだ」と淡々と語った。

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