巨人・原監督も笑顔「いいスタートが切れたと思います」 “わっしょい野球”で後半戦開幕3連勝

2021年08月15日 17:25

野球

巨人・原監督も笑顔「いいスタートが切れたと思います」 “わっしょい野球”で後半戦開幕3連勝
<巨・中>勝利しスタンドのファンに両手を振る原監督(右)ら(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人4―2中日 ( 2021年8月15日    東京D )】 逆転でのリーグ3連覇を目指す2位・巨人は4―2で4位・中日を下し、後半戦最初のカードで3連戦3連勝。貯金を今季最多タイの14とした。この後、ナイターで広島と対戦する首位・阪神が敗れれば、巨人が4月1日以来136日ぶりの首位に浮上する。
 侍ジャパンメンバーとして東京五輪金メダル獲得に大きく貢献した主将・坂本の後半戦初アーチとなる初回の先制12号ソロに始まり、主砲・岡本和が3四球、5番・ウィーラーは2安打2打点の活躍。先発右腕・戸郷は4点の援護をもらいながら4回までの完全投球から一転5回途中降板となったが、ここで今村が後続をピシャリと抑える好リリーフを見せ、その後も鍵谷、大江、デラロサ、ビエイラと無失点リレーでつないで逃げ切った。

 試合後、巨人の原辰徳監督(63)はリリーフ陣の奮闘について「それぞれの役割をね、しっかり果たしてくれたっていうのが大きかったですね」と一言。13日の同戦でNPB史上最速の166キロをマークし、この日は最終回を3者凡退で締めくくって25試合連続無失点とした守護神・ビエイラについては「ねっ!非常に1ランク、2ランクね、自分でも非常に手応えを感じてるんではないでしょうか」とし「非常に若いピッチャーとしてね、ジャイアンツに来てくれて。何度もファームに行ったりですね。でも、その都度ピッチングコーチと私とですね、今回はこういう課題だなというのをね、明るく受けとめながらね、こう前向きにファームに行ってる姿っていうのは非常に頼もしかったし。そういう意味では成長してくれてるなーという感じがしますね」と目を細めた。

 また、坂本の左中間スタンド中段に飛び込んだ先制弾については「思い切りのいいところが出ましたですね」と真ん中付近に入った初球の直球を振り抜いた一発を振り返った原監督。ウィーラーについては「ウィーラーはいま大変だと思いますね。そういう意味ではランナーを置かずして打席っていうのはほとんどないっていうね。きょうはタイムリーもね、まぁ、(相手の守備に)少し助けられたっていうのもあるでしょうけれども、気分がいいんじゃないでしょうかね」と目尻を下げた。

 これで、原監督自ら“わっしょいベースボール”とテーマを掲げた後半戦はわっしょい、わっしょい、わっしょいと開幕3連勝。「先発ピッチャーがいい形でゲームをつくるというのがね。それとまぁ、全員でそういう中でね、まだまだ後半戦はスタートしたばかりですから。まぁ、しかし、いいスタートが切れたと思います」と話した。

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