オリックス・吉田正 全力疾走控えながらの復帰も即2安打 中嶋監督「やはり、いると全然違う」

2021年09月29日 05:30

野球

オリックス・吉田正 全力疾走控えながらの復帰も即2安打 中嶋監督「やはり、いると全然違う」
<ロ・オ20>4回無死、左前打を放つ吉田正(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス5-2ロッテ ( 2021年9月28日    ZOZOマリン )】 「3番DH」で先発復帰したオリックス・吉田正が、価値ある2安打で勝利を呼んだ。
 0―1の4回先頭。内野が一塁寄りの守備位置に就く「シフト」の逆を突く復帰後初安打となる左前打。モヤの中前打などで2死一、三塁となりT―岡田の3ランにつなげた。2点差に詰められた直後の7回2死三塁では再びリードを広げる中前適時打。「追加点になってくれてよかった」。中嶋監督からも「やはり、あそこ(3番)にいると全然違いますよね。さすがです」と最敬礼された。

 左太腿裏の筋損傷から約3週間で戦列復帰。患部は回復まで時間がかかり、再発しやすいと言われる危険箇所。走塁面では、まだ全力疾走は控えている。指揮官も「今日(28日)はいく、と本人も決めていたが毎日出られるわけではないと思う」といい、大事な戦いが続く中だが、慎重に起用していく。

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