広島・誠也 自己最多タイ30号で“天敵”攻略、今季3度目4連勝導いた「チームが勝てたことがよかった」

2021年09月29日 05:30

野球

広島・誠也 自己最多タイ30号で“天敵”攻略、今季3度目4連勝導いた「チームが勝てたことがよかった」
<神・広(19)> 4回1死、鈴木誠は中越え本塁打を放つ (撮影・平嶋 理子)                       Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島2-0阪神 ( 2021年9月28日    甲子園 )】 広島・鈴木誠が夜空に美しい弧を描いた。4回1死、阪神先発・秋山の投じた初球のスライダーを強振。白球はバックスクリーン左へと一直線に弾け飛んだ。18年以来、自己最多タイとなる30号先制弾。記念すべき一発にも「自分のことよりもチームが勝てたことがよかったです。それだけです」と冷静だった。
 秋山にはこの試合まで今季7度の対戦で5勝を献上。今月18日のDeNA戦以来、9試合35打席ぶりの本塁打で“天敵”を攻略した。普段から「打撃は水もの」と話すが、この試合で今季最長タイの22試合連続出塁を記録するなど、高いレベルで好調を維持する。先発・床田が8月29日に再登録されて以降、マークした4勝はいずれも鈴木誠が勝利打点を記録。勝負強さも頼もしい限りだ。

 佐々岡監督は「誠也の一発で流れが来た」と主砲の長打力に最敬礼だった。接戦を競り勝って、今季3度目の4連勝。鈴木誠が先頭に立つ赤ヘル軍団がシーズン終盤戦、上位チームの脅威となる。

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