5戦ぶり先発の阪神・佐藤輝 ヒット出ず59打席連続無安打 ついにプロ野球野手ワースト記録に並んだ

2021年10月04日 05:30

野球

5戦ぶり先発の阪神・佐藤輝 ヒット出ず59打席連続無安打 ついにプロ野球野手ワースト記録に並んだ
<神・中(23)>8回、佐藤輝は二飛に倒れる(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神1-0中日 ( 2021年10月3日    甲子園 )】 阪神・佐藤輝は「7番右翼」で5試合ぶりに先発出場を果たしたが、4打数無安打。連続無安打は59打席に伸び、岡田幸文(ロッテ)が16年から19年にかけて記録したプロ野球野手ワースト記録に並んだ。
 快音が遠い。2回1死では小笠原の外角低め146キロに空振り三振。4回無死二塁の好機では116キロカーブにタイミングを外され一ゴロ。進塁打となり虎党は温かい拍手で次打席の安打を願ったが、6回1死一塁ではあっさりと3球三振。通算160三振に到達するとともに、55年大石正彦(大洋)が持っていた2リーグ制以降のシーズンにおけるセ・リーグワースト57打席連続無安打も更新した。

 8回2死の第4打席も、祖父江のスライダーを高く打ち上げ二飛に終わった。矢野監督は「練習ではちょっと良くなってきたかなと。何とか1本出ればいいなと思ったんですけど」と表情はさえない。井上ヘッドコーチも「1本のヒットが出る可能性を信じてやっていくしかない。あいつの1本がチームにとっても大きいのは間違いないんで」と自力での浮上を願った。(阪井 日向)

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