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巨人・秋広 背番号「55」での夢は「初安打、初本塁打」 中学時代所属チームへ寄贈のマシンで初打ち

2022年01月03日 05:30

野球

巨人・秋広 背番号「55」での夢は「初安打、初本塁打」 中学時代所属チームへ寄贈のマシンで初打ち
江戸川ボーイズを訪問し打撃を披露する秋広 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 「初」を量産して飛躍する。巨人・秋広が2日、中学時代に所属した江戸川ボーイズの江戸川区内のグラウンドを訪問。思い出の詰まった地で今季のテーマとして色紙に「初」としたため、「初安打、初本塁打を」と2年目の目標を語った。
 日本選手歴代最長身2メートルの期待株が、自身が寄贈したマシンで今年の「初打ち」。鋭いライナーで柵越えを放ち、後輩たちの度肝を抜いた。約10分間のフリー打撃の締めは右翼への特大弾。北口智広監督からの「柵越えで終わって」との要望に一発回答だ。

 初上陸の石垣島で、飛ばす極意を身につける。志願参加する中田の自主トレに13日から合流。20年には広い札幌ドームで31本塁打した強打者に学ぶ。「軽く振ったように見えて凄い飛ぶ。スピンのかけ方や(バットへの)乗せ方を聞いてみたい」。昨季は2軍で8本塁打。9月には代打で支配下入団選手では15年の岡本和以来となる高卒新人野手デビューも果たした19歳は「技術もそうですけど、心構えとか、いろいろなことを聞きたい。楽しみ」と目を輝かせた。

 「求められる選手になりたい。一番はホームランを打ちたいですね」。日米通算507本塁打を誇るOB、松井秀喜の背番号「55」を継承するなど期待度も高い。「地道に一つずつ」と秋広。初安打、初打点、初本塁打、初お立ち台など、「初」を積み重ねてスターへの階段を上る。 (小野寺 大)

 《1日5食「食トレ」》昨年12月の契約更改時に「体重100キロを目指したい」と宣言した秋広は、1日5食の「食トレ」を続けていると明かした。「常に満腹でいるようにしている」と、現在はシーズン中から4キロ増の98キロ。オフは2日に1回のペースでジムに通ってウエートトレーニングを中心に体づくりに励んでおり、「100キロオーバーぐらいでキャンプに行けるように」と話した。

 《原監督の期待も大きく 松井背番「十分値する」》原監督が、背番号が「68」から松井秀喜が93年から10年間つけた「55」に変更された秋広に、「さらっと背負ってほしい。十分値する」と期待を寄せた。他にも吉川が「29」→「2」、松原が「31」→「9」、岸田が「38」→「27」、山口が「99」→「17」と変更され、指揮官は「背番号を変えて野球がうまくなるなら、こんな簡単なことはない」とハッパ。「喜びと感じるか、逆に強い使命感が生まれるか。喜びに浸っている時間なんてない。喜びに浸っている人は良い結果は出ない。強い自立、自覚を望みたい」と奮起を促した。

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