×

ヤクルト日本一でナイン号泣 そのきっかけを高津監督明かす「その二人を見てみんながブワーッと」

2022年01月03日 18:33

野球

ヤクルト日本一でナイン号泣 そのきっかけを高津監督明かす「その二人を見てみんながブワーッと」
ヤクルト・高津監督 Photo By スポニチ
 ヤクルトを20年ぶりの日本一へ導いた高津臣吾監督(53)が2日に放送されたTBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。日本一の胴上げで号泣する選手が続出した舞台裏を明かした。
 野球に造詣が深く、パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(60)と1時間に渡って新春トーク。その中で、胴上げシーンに触れた。

 石橋から「珍しいシーンを見たなとオレ思ったんだけど、プロがこんなに(号泣)。まず青木が泣いたでしょ?で、ええっ?って。プロがこんなに泣いちゃうんだ…って」と話を振られると「やっぱり2年連続ひどい負け方をしたので。(2019年は)16連敗して最下位。2020年は首位まで25ゲーム差かな?ぶっちぎりの最下位で。もうその悔しさをずっと持って戦おうって言ってきたんです、キャンプから」とまずは前置き。「で、最後、本当に象徴したのが(日本一の胴上げ)。マウンドにみんなで集まってワーッとやってる時に石川と青木が肩を組んで、泣きながらベンチから出てくる。これが、みんなの涙を誘った」と舞台裏を明かした。

 ベテランの石川雅規投手(41)はプロ20年目で日本シリーズ初勝利をマークし、2004年にヤクルト入りしてメジャーも経験した青木宣親外野手(39)はこれがヤクルトでの初優勝、初の日本一だった。「僕、だから見れなかったです。その二人を。もうその二人を見てみんながブワーッと泣き出した。(山田)哲人なんか絶対泣かないじゃないですか。あのヤンチャ坊主。あれがブワーッ泣いてたんで。ああ、よっぽどしんどかったんだろうなって思って。村上も」と感慨深げに振り返る高津監督。「村上の表現がメッチャ面白かったですよ。なんか体から出て来たらしいです。変なもんが。ブワッ!って。出て来たらしいですよ、プレッシャーみたいなのが(涙になって)。全部解放されて涙が出て来たって」と若き主砲・村上宗隆内野手(21)の言葉を明かし「表現、下手だなぁ~!と思って」と苦笑気味に続けると、その言葉の裏に隠れる愛情の深さに石橋も大笑いだった。

おすすめテーマ

野球の2022年01月03日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム