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高津監督「与田さん出してくれよ…」「ビシエド出してくれよ…」 阪神戦に臨む中日前監督へ切実思い

2022年01月03日 22:35

野球

高津監督「与田さん出してくれよ…」「ビシエド出してくれよ…」 阪神戦に臨む中日前監督へ切実思い
ヤクルト・高津監督 Photo By スポニチ
 ヤクルトを20年ぶりの日本一へ導いた高津臣吾監督(53)が2日に放送されたTBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。2位・阪神と一進一退のデッドヒートを最後まで繰り広げ、最終的にゲーム差ゼロで優勝したことに関連し、亜細亜大の3学年先輩で2021年シーズン限りで退任した中日の与田剛前監督(56)への偽らざる当時の思いをぶっちゃけた。
 パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(60)と1時間に渡って新春トークを盛り上げ、石橋の野球に対する深い愛情と鋭い眼力に感服。現役時代から親交のある2人で大いに盛り上がったトークも終盤にさしかかったところで、石橋が「監督のしゃべりも見事で。アウトコース、インコース。速い球、そしてシンカー。もうバッター、ほんろうされてます、ワタクシ」と現役時代の決め球まで持ち出してまずはそのトーク力に賛辞を送った。

 すると、高津監督は「でも、野球大好きじゃないですか。タカさんって、まっすぐ野球を見てないんですよ。ちょっとナナメから見てるんです。だから『なんで、あれ打てたの?』とか『何があったの?』とかっていう見方をされている。これって僕らがいつもやっているんです。ジャイアンツのベンチを横目で見ながらなんかサイン出てないかなとか。そういう見方をされているので、すっごい質問が面白いなと思って」と賛辞をリターン。

 「『なんで、あそこそうなったの?』とかっていうのって、普通の人はまっすぐだから結果見て『ああ、これ甘かったから打ったんだな』とか。『川端なんであそこに打てるんだ』とか、そんな見方しないですよ。ヒットはヒットなので。『あれ、よく打ったね』で終わるんですけど『あそこに落とす川端…』とかってなってくるのはやっぱ正面から見てないです」と続けた。

 すると、石橋は「細かくは見てると思いますけど…」とした上で即座に話を変え「オレ、でも、思ったんだけどさ。阪神とヤクルトってゲーム差なしじゃん?ゲーム差なしで優勝じゃん。でも、最後の最後にさ、中日がさ、阪神倒したじゃん。オレ、あん時ね、思ったの。ああ、与田は高津のためにやったなって。亜細亜ラインで。与田はもう辞めちゃうって、あの時はもう分かってたはずなのよ。だけど、たかっちゃんのために、高津監督のために先輩として最後これをプレゼントしようと思って…。あぁ、亜細亜ラインで与田監督は高津監督にこれ1勝プレゼントした!とオレ思ったんだけど…」と自論を披露した。

 この“読み”を聞いた高津監督は「でも、絶対タイガースが勝つと思っていたので。(先発投手が)青柳だし」とした上で「でも(主砲の)ビシエドが出てなかったんですよ、ケガして…」と石橋のトークを“補足”。ここで急になぜかささやき声になり「与田さん、出してくれよ…」と当時の胸中を正直に明かすと、石橋もさすがに大笑い。高津監督は「大きな声では言えないですけど。ビシエド、出してくれよ…」と再びささやき声を出し、最後まで番組を盛り上げていた。

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