巨人・菅野ブルペン入り 原監督が打席に入る場面も 沖縄では150球以上投げ込み「一度原点に返って」

2022年02月10日 16:38

野球

巨人・菅野ブルペン入り 原監督が打席に入る場面も 沖縄では150球以上投げ込み「一度原点に返って」
<巨人宮崎キャンプ>木の花ドームのブルペンでピッチングを行った菅野 (撮影・森沢裕) Photo By スポニチ
 巨人のエース・菅野智之投手(32)が10日、宮崎キャンプ4度目のブルペンに入り、63球を投げ込んだ。投球中には原辰徳監督(63)が右打席に入り、計24球見極める場面まであった。
 「力が入ってバラツキましたけど、そろそろ打者を立たせたいな、と思っていたのでありがたかった」。笑顔で切り出すと「だんだん出力を上げながら、いい時間を過ごせたと思います」とブルペンを振り返った。

 14日からの沖縄キャンプでは150球以上投げ込んだ後、フリー打撃に登板する予定。「体は7、8割仕上がっている感じ。フィニッシュのところで左足にしっかり体重が残っていることは自分の中ですごくいい感覚に近い」。昨季は度重なるコンディション不良で6勝止まりながら、今キャンプはあえて球数を増やしつつ、シーズンに臨むつもりだ。

 「ここ数年のキャンプでの最高って60~70球だったと記憶している。それだけでも投げられていたけど、去年に関しては結果が残ってないですし、ケガもありましたし…。そういう部分では何か自分の中で変えないといけないところ」。それだけ今季にかける思いは強いのだ。「特に去年は自主トレも思うようにできなくて、貯金という部分ではゼロに近い状態でキャンプに入ったけど(今年は)いい形で過ごしているので、投げるという部分でしっかり貯金を作っておくという。もちろん必要ないという人はいるかもしれないですけど、思い起こすとそうやって球数を投げて調整してきた時期もあったので、もう一回原点に立ち返ってやっていこうかなというのはあります」と力を込めた。

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