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広島・床田 虎キラー健在 7回1失点で今季初星「最少失点でいけば逆転してくれると信じていた」

2022年03月31日 05:30

野球

広島・床田 虎キラー健在 7回1失点で今季初星「最少失点でいけば逆転してくれると信じていた」
<広・神>ヒーローインタビューを終えプロ初安打を放った中村健(右)と喜ぶ床田(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島8-3阪神 ( 2022年3月30日    マツダ )】 広島・床田が82球で7回を4安打1失点と好投。93年以来29年ぶりの開幕5連勝に貢献した。最速150キロの直球にツーシームやパームボールなどの変化球を好テンポで投げ分け「最少失点でいけば逆転してくれると信じていた。勝てて良かった」と笑った。
 6イニングにわたって二塁を踏ませない抜群の安定感。唯一の失点は5回だ。先頭・ロハスにソロを被弾した。外角低めのパームを左中間席へ運ばれ「いい球だった。ただ、接戦で一発は一番怖い。反省して次に」と前を向く。

 昨季5勝のうち3勝を阪神から挙げた虎キラー。今季は「調子の悪い時に、いかにストライクゾーンで勝負できるか。一戦一戦」と自身初の規定投球回数到達を目標に定める。佐々岡監督は「立ち上がりから飛ばして、スピードも出ていた」と目を細めていた。

 《女房役の会沢が勝ち越し打、床田好投も引き出した》頼れる正捕手が勝ち越し打を放った。同点に追いついた6回なおも2死一、二塁で会沢が右前適時打。伊藤将の外角チェンジアップを逆らわずにはじき返し「好投手は少ないチャンスをいかにモノにできるか。床田が頑張っていたし、いい所に落ちてくれて良かった」と笑った。守っても床田を好リード。「凄く落ち着いていた。凄く内容のある投球ができたんじゃないかな」と称えた。

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