阪神2軍 1軍非常事態に「チャンスなのよ。どういうことが起こるかわからんから」平田監督一問一答

2022年04月13日 17:28

野球

阪神2軍 1軍非常事態に「チャンスなのよ。どういうことが起こるかわからんから」平田監督一問一答
阪神・平田勝男2軍監督 Photo By スポニチ
 【ウエスタン・リーグ   阪神2ー14中日 ( 2022年4月13日    鳴尾浜 )】 阪神は13日、ウエスタンリーグ中日戦に2―14で敗れた。
 以下は、試合後の阪神・平田監督の一問一答。

 ――野手9人が全員出場する事態に。
 「大変じゃないよ。これを大変と言ったらわれわれの仕事がなくなるやん。チャンスやんか。野球は9人で全員が出られるんだもん。こんなありがたいことないよ。最後の藤田のプレー(一塁手で強烈なゴロをブロッキングで捕球)みた?ああいうところでキャッチャーやったときに内野手が感じてくれる。藤田がああいうプレーをする。1球に対する姿勢よ。こういうところよ。長坂はタッチアップを不慣れなところでしょうがないとして。怠慢でエラーしてる訳じゃないミスは責められない。だけど9人だから負けてもしょうがないという気持ちは持っちゃいけないのよ。そういうことやん」

 ――高寺選手がベンチに入らなかった。
 「背中(の張り)。急に。(試合前の)バッティング良かったんやん。前川もそうだし、栄枝もそうだし。今は背中の…サウナでよくマッサージしてくれるやん?ボキボキって鳴るところ。背中とか張ると疲労骨折とかになる可能性もあるので、無理させられへんねん」

 ――明日は原口は起用する?
 「原口はDHで出る予定」

 ――一軍がコロナで大変に。
 「ピッチャーもおらんがな3人あったに行っちゃって」

 ――2試合連続で守屋は投げる予定だった?
 「それは守屋行かせるんだけど、今度の遠征もなかなかそうは行かん。それをやりくりするのが、われわれの仕事やん」

 ――野手は誰か1軍へ上がる?
 「ないな。陽川でも連れていかないとなしゃーないわ」

 ――陽川は大丈夫?
 「今(のコロナの状況)やったら1軍に上がれてたかもしれんのに広島でもう。これも脇腹。陽川も今日だいぶ動いて(状態は)いいみたいなんで」

 ――明日から?
 「明日の状態を見て、1打席くらい立てるようだったら原口と2人、DHで使ってみるかどうか」

 ――野手で一軍に上がる人間は?
 「どうやって(1軍に)上げんのこれ。キャッチャー(今日)5人出てんのにさ。上がるって言ったって。まあしかし小野寺は素晴らしいな。あの守備といいさ、やっぱりねすぐ1軍に10日で上がるんだというね、1打席とも無駄にしないよ」

 ――打席に立てるし、ピンチをチャンスだと思えばいい。
 「そうやん。試合ができてるじゃん。藤田でも、いかにけん制1球でファーストって神経を使っていることとかさあ。片山でもサードでキャッチャーだけでなく違うポジションを守れるのなら、彼らも上に行ったときに有利になるのよ。そういうのはなんでもプラスに考えないと。君らはボロクソ書くだけやん。これは結果だからしょうがないねんけど。ボロクソ書いちゃだめだよ。試合に出ること。打席に立って、勝つことが選手たちの経験になるんだから」
 
 ――岡留選手が無死一、三塁から登板して無失点。
 「岡留は、この前のカープ戦も満塁の場面で出ていって正随をショートゴロかな。この前は。まあ、岡留なんかは厳しいところで出していって、どういうピッチングをするか、と。まあ、球の力が出てきているんでこれは、また楽しみになるよ」

 ――これからもピンチの場面で投げさせる?
 「たあたま経験で。本当は、イニングの頭からいきたいんだけど」

 ――きょう1軍に投手3人が上がった。
 「チャンスだから。チャンスなのよ。どういうことが起こるかわからんから。みんなそういうためのチャンスやん。去年、ヤクルトでもコロナが増えて、それで塩見なんか1番を勝ち取ったやん。そういうことでしょ。そのために、われわれファームがあるんらだもん。チャンスやん。ちゃんと書いてよ」

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