中日、一丸1-0勝利 V弾のA・マルティネス「やってやるという気持ちだった」

2022年05月11日 05:30

野球

中日、一丸1-0勝利 V弾のA・マルティネス「やってやるという気持ちだった」
<ヤ・中>4回、A・マルティネスが先制ソロを放つ(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日1-0ヤクルト ( 2022年5月10日    神宮 )】 コロナ禍で木下、石川昂、鵜飼、平田と野手4人を欠く中日が、チーム一丸で1点差の勝利を挙げた。チームを救ったのは「6番・左翼」で4月28日の阪神戦以来10試合ぶりに先発出場したA・マルティネスだ。4回2死から小川の直球を右翼席へ運ぶ1号決勝ソロを放つなど今季初の猛打賞の活躍を見せた。
 「コロナにかかり残念な思いをした人たちの思いも込めた。常に出たい気持ちはあるが、しっかり練習して、チャンスが来たときには、やってやるという気持ちだった」

 石川昂に代わって今季初めて三塁を守った高橋周は、好守を連発した。5回1死一塁では小川のバントをダッシュ良く処理して二塁に送り、併殺でピンチを脱出した。コロナから復帰して2戦目の小笠原も、木下の代わりにマスクをかぶった石橋とのコンビで6回4安打無失点に封じ2勝目を挙げた。厳しい戦いは続くが、立浪監督は「(石川)昂弥にしても鵜飼にしても木下も非常に痛いのは痛いが、今いる人はチャンス。また競争していければ」と総力戦で戦っていく覚悟を示した。 (中澤 智晴)

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