昨夏の智弁和歌山V戦士、大経大・大西拓磨が関西六大学野球春季リーグで初打点

2022年05月11日 16:28

野球

昨夏の智弁和歌山V戦士、大経大・大西拓磨が関西六大学野球春季リーグで初打点
<大院大・大経大>リーグ戦初打点を挙げた大経大・大西拓磨 Photo By スポニチ
 【関西六大学野球春季リーグ第6節3回戦   大経大6―2大院大 ( 2022年5月11日    南港中央 )】 大経大が大院大を破り、勝ち点を獲得。3位に浮上した。智弁和歌山の「9番遊撃」として4試合で打率・438の活躍で昨夏の甲子園Vに貢献した「2番遊撃」でフル出場の大西拓磨(1年)が、リーグ戦初打点をマークした。
 「抜けた瞬間、うれしかった。自分が決めるというより、後ろにつなぐことだけを考えていました。積極的にいった結果です」
 3―1と逆転した2回の第2打席。無死満塁の絶好機で2球目を引っ張り、右前へ2点適時打を放った。1年生では唯一のスタメン。「使ってもらっている以上、自分のできることを最大限に生かせるようにと思っています」と笑みを浮かべた。

 母校は8日に行われた春季和歌山大会決勝を制し、8大会連続15回目の優勝。21日からの春季近畿大会を経て、夏連覇の大偉業に挑む。後輩の坂尻翔聖や小畑虎之介らとは今でも連絡を取り合っているといい「自分の役割、という言葉をずっと大事にしています。自分のやれることを見つけて、結果的に夏連覇を達成してほしい」とエール。リーグ優勝はついえたが、後輩たちの奮闘を刺激にして、京産大との最終節で2季ぶりのAクラス返り咲きに貢献する。
 

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