ソフトバンク・千賀 6回を100球、8安打4失点 5勝目の権利持って降板

2022年06月17日 20:29

野球

ソフトバンク・千賀 6回を100球、8安打4失点 5勝目の権利持って降板
<ソ・楽>ソフトバンク先発の千賀(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンクー楽天 ( 2022年6月17日    ペイペイD )】 リーグ再開の先陣を切ったソフトバンク・千賀滉大投手(29)が6回を100球、8安打4失点で今季5勝目の権利を持って降板し、救援陣に託した。
 先発として初となる楽天・田中将との投げ合い。「なかなか崩れない、偉大な名前のある方。ロースコアを意識して粘り強く、一喜一憂せず負けないように」と話していた通り粘りの投球を見せた。

 序盤に3点を許した千賀。6回にも1点を奪われ、なおも1死満塁のピンチを背負ったが、代打・鈴木大を三邪飛、武藤を137キロのフォークで空振り三振に抑えて6回を4失点にまとめた。

 前回登板の10日ヤクルト戦では村上に痛恨のソロを浴びるなど7回2失点で3敗目を喫し、交流戦優勝の可能性も消滅。今季は勝ち星に恵まれず、試合前まで11試合に投げて4勝3敗だった。本拠地で2連敗中と、もどかしい投球が続き、「自分がしっかりしないといけない部分と、試合で戦う部分での差がある。準備したい」と心身を切り替えて臨んだ一戦。打線の援護に恵まれ、5勝目の権利を手にした。

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