広島3連敗…交流戦最下位の流れ変えられず 大瀬良ぶっつけ1軍も今季最短4回4失点KO

2022年06月17日 21:06

野球

広島3連敗…交流戦最下位の流れ変えられず 大瀬良ぶっつけ1軍も今季最短4回4失点KO
<ヤ・広>3回、山田に勝ち越しの2点タイムリーを浴びた大瀬良(撮影・長久保 豊)  Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島2ー7ヤクルト ( 2022年6月17日    神宮 )】 広島はリーグ再開となったヤクルト戦を2ー7で落とし3連敗。先発の大瀬良が今季最短の4回で降板し4敗目、変わり身を見せられなかった。
 5日に登録を抹消され、2軍での調整登板をすることなく迎えた1軍復帰戦だった。1点を先制した直後の3回に無死二、三塁から塩見に中越えの同点二塁打、1死後に山田に左翼線へ勝ち越しの2点二塁打を献上。さらに1―3の4回1死一、三塁から投手のサイスニードにバスターで三遊間を抜かれる適時打で追加点を許した。

 直近3試合連続で4失点以上を与える不振。それでもリーグ戦再開となる一戦を託され「もちろん結果を残さないといい調整だったとは言えないが、いろんな部分に目を向けながら、やるべきことはできた。あとは結果で示すだけ」と意気込んでいた。しかし、気合は空回りし、4回8安打4失点と崩れた。

 打線は今季初めて菊池涼を2番から3番に変更。代わりに2番に入った宇草が3回1死一、三塁から右前に先制適時打を放ち、「何とか走者を還すことができてよかった」と振り返った。その後は9回に満塁とチャンスをつくり1点を返したが追い上げはそこまで。交流戦最下位の流れを変えることはできなかった。

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