オリ・山岡 2戦連続完投 防御率トップも打線が見殺し「自分勝手にやられても困る」指揮官が打線にカツ

2022年07月02日 04:45

野球

オリ・山岡 2戦連続完投 防御率トップも打線が見殺し「自分勝手にやられても困る」指揮官が打線にカツ
<日・オ>力投する先発の山岡(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス1ー2日本ハム ( 2022年7月1日    札幌D )】 拙守に拙攻も重なってオリックス・山岡の力投は報われなかった。8回2失点(自責0)で4敗目。プロ初の2試合連続完投で防御率1・37とし、同僚の山本を抜きリーグトップに浮上。それでも勝ち星から見放され、中嶋監督は「自責0という、しっかり形になっていますから。山岡は最高の投球」と右腕を称えた上で、野手陣を叱咤(しった)した。
 守っては、2度の失策がいずれも失点に直結した。2回1死で近藤の打球を処理した二塁・安達が一塁へ悪送球。2死から石井に中越え適時三塁打され、先制点を献上した。4回2死三塁では、3回の守備から安達に代わって途中出場していた宜保が、清宮のゴロを一塁悪送球し、三塁走者の生還を許した。

 打線は決定力を欠いた。難敵・上沢に8安打を浴びせ、6四死球をもらいながら7回途中で1点止まり。これで18年4月24日の対戦から10連勝を許した。指揮官は「対策を立てているが実行しなければ意味がない。自分勝手にやられても困る。1球ずつ“何考えてるの?”と聞くわけではないし」と修正を促した。

おすすめテーマ

2022年07月02日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム