阪神・青柳 打線の援護なく9勝目お預け「ホームランが悔やまれるが、粘り強く投げられた」

2022年07月02日 05:15

野球

阪神・青柳 打線の援護なく9勝目お預け「ホームランが悔やまれるが、粘り強く投げられた」
<中・神>3回無死、山下に先制の中越え本塁打を浴びる青柳(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神1ー3中日 ( 2022年7月1日    バンテリンD )】 一球に泣いた阪神・青柳を責められない。3回、中日が早々と送り込んできた代打の山下に、浮いたスライダーを完璧に捉えられ、中越えソロを打たれた。
 とはいえ、その後が見事。無死一、二塁のピンチで、クリーンアップ3人を打ち取り、最少失点でこの回を切り抜けた。

 6回で降板するまで3四死球を出した。変化球の制球に苦しみ、本調子ではないのは明らかだったが、失点をソロ1本に抑えた。エースらしい粘りに、自身も「ホームランが悔やまれるが、その後はしっかり粘り強く投げられたかなと思う」と納得した。

 打線の援護がなく、9勝目はお預けになった。しかし先発陣が4試合連続でノックアウトされていた負の連鎖だけは、しっかり断ち切った。

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