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落合博満氏　巨人監督への思いは「ない」「強いとこの監督って面白くない」　

2022年07月20日 17:15

野球

落合博満氏　巨人監督への思いは「ない」「強いとこの監督って面白くない」　
落合博満氏 Photo By スポニチ
　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（68）が20日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。監督業への思いを明かした。
　8年の監督生活で通算629勝。4度の優勝、1度の日本一、すべてのシーズンでAクラスに入るなど、名選手が名監督となりうることを実証してみせた落合氏。他球団の監督を務めたら…は、常に野球ファンの間では話題に上る。声を代弁する形で、スタッフが「巨人の監督をやってみたいと思ったことは？」と質問。しかし返答は歯切れのいい「ない」の一言だった。

　理由は「美学」だ。「強いとこの監督って面白くない。勝って当たり前だって言われて“この戦力で、なぜ負けるんだ”っていうふうに言われるのは癪に障るよ」。自らが率先して種をまき、水をやり、実らせる。そして、それを短時間のうちに成し遂げる。ここに同氏は「面白味」を求める。

　猛練習がチームの土台。それだけに「どれだけ俺の練習について来られるかだよ」と言う。「勝つためには何をするかということを考えれば、自ずと答えってのは出てくるんだろうと思うんだけど“それをしなくたって、俺ら勝てるんだ”というところだったら、あの練習にはついて来れないだろうな」。精神論ではないが、メンタリティーは強くなるための重要な要素。「やってみなきゃ、分かんねえけどな」と気になる一言を口にし、話題を締めた。

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