大商大 来秋ドラフト候補・上田が4安打完封勝利 プロ志望届提出の犬飼は中前打で好機演出

2022年09月03日 13:33

野球

大商大 来秋ドラフト候補・上田が4安打完封勝利 プロ志望届提出の犬飼は中前打で好機演出
<京産大・大商大>9回4安打完封の上田大河 Photo By スポニチ
 【関西六大学野球第1節   大商大3―0京産大 ( 2022年9月3日    南港中央 )】 関西六大学野球の秋季リーグが3日、南港中央野球場で開幕した。来秋ドラフト候補右腕の大商大・上田大河(3年=大商大高)が9回4安打無失点で完封勝利。開幕戦白星に大きく貢献した。
 「100球以内で抑えることが目標だったので、それを達成したことがよかった。投手の仕事は0で抑えて帰ってくることなので、それが1回から9回までできてよかった」

 4回まで無安打投球と好発進。5回から8回までは毎回走者を背負いながらも後続を打ち取り三塁を踏ませず。安定した制球とキレのあるフォークを有効に使い、4球団のスカウトが視察する中、97球7奪三振と力投した。

 上田は大学日本代表に選出されており、8月31日の侍ジャパンU―18壮行試合では4番手で登板して2回無安打無失点。中2日での登板だったが、自ら開幕投手を志願し、「31日の試合が調整感覚で投げていたので、良い調整ができました」と振り返った。

 今秋の目標は「最低5勝はしたい」と5勝以上を掲げ、「一戦一戦目の前の試合に集中して、その結果がプロにつながれば」と意気込んだ。

 また、9月1日にプロ志望届を提出した犬飼慶樹(4年=尽誠学園)は「1番・右翼」でフル出場。4回先頭で先制点を呼び込む中前打を放ち、「1打席目に先頭打者でフライを打ってしまったので、2打席目に集中して、ライナー意識で逆方向に打てた」と振り返り、「プロにいきたいです」と明言。持ち味の打撃でアピールを続ける。

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