龍谷大が延長11回タイブレークを制して開幕戦白星 5番・水町が決勝の中前適時打

2022年09月03日 18:00

野球

龍谷大が延長11回タイブレークを制して開幕戦白星 5番・水町が決勝の中前適時打
試合前に行われた開会式 Photo By スポニチ
 【関西六大学野球第1節1回戦   龍谷大3―1神戸学院大 ( 2022年9月3日    南港中央 )】 関西六大学野球の秋季リーグが3日、南港中央野球場で開幕し、龍谷大が延長11回タイブレークを制して開幕戦勝利を挙げた。
 4回1死三塁から投手の暴投で先制を許したが、8回1死無走者から3番・西尾将毅(3年=神戸国際大付)が「塁に出ようと思って打席に立ちました」と直球を捉えて右翼へ本塁打を放ち、同点に追いついた。以降は得点機をつくることができず、1―1のままタイブレークの11回に突入。無死一、二塁から送りバント失敗で1死一、二塁、5番・水町達哉(2年=北陸)が決勝の中前適時打を放った。なおも1死一、三塁から代打・名越流星(3年=崇徳)が中犠飛で3点目。投げては3投手の継投で1失点にとどめた。

 水町は「とにかく点を取るという強い気持ちで(打席に立った)。初戦なので、どんな形でも勝ちたかった」と充実の表情。執念の粘り勝ちに元ヤクルトの本郷宏樹監督も「先に主導権取られて、その後なんとか1点にしのげたのが大きかった。水町がバント失敗の巻き返しで、タイムリーヒットを打ってくれたのが大きい」と選手を称えた。

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