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日本ハム・新庄監督の視線は早くも来季!残り21戦で大海&ポンセに抑え適性テスト

2022年09月06日 06:00

野球

日本ハム・新庄監督の視線は早くも来季!残り21戦で大海&ポンセに抑え適性テスト
日本ハム・新庄監督 Photo By スポニチ
 日本ハムの新庄監督が今季終盤に先発の柱である2人に「抑えの適性試験」を実施する可能性を示した。候補となるのはリーグ2位の10勝を誇る伊藤とノーヒッターのポンセの両右腕で「抑えも面白い。(2人に)試してみたいということは伝えました」と語った。
 3日の楽天戦に敗れたことで、すでに6年連続V逸と4年連続のシーズン負け越しが決定。だが今季残り21試合を消化試合にするつもりはない。「抑えで2、3人をぽんぽんと抑えたらすぐ(年俸)3億円いける。そういう選手ではある。どこに才能があるかは、やらないと分からない」と持論を展開。来季を見据えてシーズン中にテストするのは超異例も、ビッグボスは既成概念にとらわれない。

 伊藤は最多勝争いの展開次第だが、救援の実績はある。昨夏の東京五輪は中継ぎで3試合に登板し、計5回を無失点。準決勝の韓国戦では勝利投手になるなど侍ジャパンの金メダル獲得に貢献した。来日1年目のポンセは調子が上がらずに2軍調整期間もあったが、1軍は12試合に先発して8月27日のソフトバンク戦で無安打無得点試合を達成。メジャー時代は主に中継ぎを主戦場としており、日本でも救援の適性を見せれば、来季も契約延長となる可能性は高い。

 「あとは投手コーチと本人との話し合い。どれが当てはまるかは分からないから」と新庄監督。最下位に低迷しているが、視線はすでに来季に向いている。巻き返しへ、最後の最後まで、選手の可能性を探るつもりだ。(清藤 駿太)

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