巨人・大勢が佐野に痛恨被弾 プロ初のイニングまたぎで4カ月ぶりプロ2敗目

2022年09月06日 22:38

野球

巨人・大勢が佐野に痛恨被弾 プロ初のイニングまたぎで4カ月ぶりプロ2敗目
<巨・D>11回、佐野に勝ち越し弾を許し厳しい表情の大勢(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―2DeNA ( 2022年9月6日    東京D )】 巨人のドラフト1位守護神、大勢(本名:翁田大勢)投手(23=関西国際大)がDeNA戦(東京D)で今季48度目となるリリーフ登板。プロ初のイニングまたぎとなった延長11回、佐野に痛恨の決勝18号ソロを浴びてプロ2敗目を喫した。
 9回5安打1失点と力投したエース菅野の後を受け、1―1のまま迎えた延長10回に2番手として登板。嶺井を坂本の好守にも助けられて初球の152キロ直球で遊直に打ち取ると、続く代打・オースティンはフォークボールで空振り三振。菅野から2安打していた桑原は初球の152キロ直球で打ち取って、わずか6球でこの回を3者凡退に仕留めた。

 その裏、味方打線が1死満塁と絶好のサヨナラ機を築きながら北村、大城が倒れて無得点に終わると、大勢は直後の11回も続投。プロ初のイニングまたぎとなった。先頭の関根は152キロ直球で3球三振に打ち取ったが、ここで打席に入った主将の佐野に真ん中付近へ入った153キロを左中間スタンドへ叩き込まれ、これが決勝点。続く牧を153キロ直球で一邪飛、宮崎は初球153キロ直球で二ゴロに打ち取っただけに悔やまれる佐野への1球となった。

 大勢は8月26日の広島戦(マツダ)で史上4人目となる新人30セーブを達成。前回登板した9月4日の阪神戦(甲子園)で今季31セーブ目を挙げ、1990年与田剛(中日)が残した新人歴代3位記録に並んだが、直後の悔しい敗戦投手となった。なお、大勢に黒星が付くのは5月8日のヤクルト戦(東京D)で山崎に2点適時打されてプロ初黒星を喫して以来4カ月ぶりで、2敗目。通算成績は1勝2敗8ホールド31セーブとなった。

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