落合博満氏 意外?気になって仕方がなかった3冠ライバルの動向「毎日、数字とにらめっこ」

2022年09月14日 17:00

野球

落合博満氏 意外?気になって仕方がなかった3冠ライバルの動向「毎日、数字とにらめっこ」
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が14日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。首位打者のタイトルを獲ったロッテ入団3年目と、史上最年少で3冠王に輝いた4年目を振り返った。
 入団3年目の1981年に.326で首位打者のタイトルを獲得した落合氏。年俸は540万円から約3倍の1500万円になったものの「もっと上がるだろうと思ってたよ」と語った。

 4年目となった1982年は29歳イヤー、28歳で史上最年少の3冠王に輝く。3冠の一つである首位打者を獲ることの難しさについて「首位打者を獲れるメンバーがいっぱいいるってこと。毎日、数字とにらめっこだよ、相手選手との。あいつは何本打った、どれだけ打率が下がった上がった、誰が追っかけてきている、誰を追っかけなきゃいけない…っていうその繰り返し」だったと試合前などにライバルの動向をチェックしていた意外な事実を明かした。

 「だから、数字との戦いみたいなもんだった。人(ライバル選手)との戦い」と懐かしそうに振り返った。

 1982年の本塁打については「普通だったら40本打つバッターが何人かいる中でね、その人らが打たなかったっていう、そういう運にも恵まれているよな」と前年より1本少ない32本で本塁打王のタイトルが獲れたとした。阪急のウェイン・レベル・ケージが31本で2位だったことに「ケージの存在は知ってた。あいつより1本でも余計に打てばっていうんで…で、最終的に(3冠王が)決まったのは(本塁打数が)ケージの上いったということだったと思うよ」と自身の記憶をたどって頷いた。

おすすめテーマ

2022年09月14日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム