ユーティリティプレーヤーにもゴールドグラブ賞授与 ナ・リーグ有力候補はメッツのギローメ

2022年09月14日 07:31

野球

ユーティリティプレーヤーにもゴールドグラブ賞授与 ナ・リーグ有力候補はメッツのギローメ
メッツ・ギローメ(AP) Photo By AP
 ローリングス社が今季から複数のポジションを守るユーティリティプレーヤーにもゴールドグラブ賞を授与すると13日(日本時間14日)に発表した。米国の複数のメディアが報じた。
 これまでは9つのポジション別に選んできたが、ローリングス社のマーケティング担当マイク・トンプソン氏は「複数のポジションで素晴らしい守備力を見せる選手にこの賞を出せることになり、ワクワクしている。ユーティリティプレーヤーはフィールド上で最も多才なアスリートのグループに入っている」と説明した。

 今年のゴールドグラブ賞の発表はファイナリストが11月3日、勝者が11月8日の予定。有力とみられるのは、メッツのルイス・ギローメ。今季、二塁で447イニング2/3、三塁で160イニング、遊撃で42イニングプレーし、素晴らしいグラブさばきを披露している。他にもダイヤモンドバックスのドールトン・バーショは元々は捕手だったが、メジャー昇格後は捕手と外野で出場。今季は捕手で175イニング、右翼で465イニング2/3、中堅で287イニング守っている。カージナルスのトミー・エドマンは今季5つのポジションでプレー。遊撃で532イニング、二塁で566イニング2/3、プラス三塁、右翼、中堅の守備位置にもついている。

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