ドラフト候補・田中千が5回零封!国学院大が首位浮上 最速153キロ右腕は今秋防御率0・44

2022年10月15日 05:00

野球

ドラフト候補・田中千が5回零封!国学院大が首位浮上 最速153キロ右腕は今秋防御率0・44
<日大・国学院大>力投する国学院大の先発・田中千(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【東都大学野球第4週最終日   国学院大5―1日大 ( 2022年10月14日    神宮 )】 3回戦1試合が行われた。1勝1敗としていた国学院大は、今秋ドラフト候補の右腕・田中千晴投手(4年)が5回3安打無失点と好投し、5―1で日大を下した。勝ち点3に伸ばし、同じ勝ち点3の青学大、中大を勝率で上回って首位に浮上。日大は優勝の可能性がなくなった。
 先発の役割を全うした。国学院大・田中千は最速148キロの直球に100キロ台のカーブも交え5回3安打無失点。7回途中1失点だった11日の1回戦に続く好投に「絶対に3戦目を取らないといけない場面だった。今日は球速より打者をしっかり抑えることが重要でした」と胸を張った。

 この夏は連日3時間の投げ込みでフォームを固めた。結果、今秋は防御率0・44と安定。1メートル90の最速153キロ右腕に視察した日本ハム・坂本晃一スカウトは「春から見ているが、こんなに伸びる選手はなかなかいない。素晴らしい」と絶賛する。20日にはドラフト会議も迫る中、首位浮上の立役者となり「自分で任されたところはゼロで抑えたい」と、18日からの亜大との最終カードを見据えた。(田中 健人)

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