NTT東日本・内山、不屈の逆転打 10月右目に死球で左ピッチャー見えなくても「自分の感覚を信じて」

2022年11月02日 05:00

野球

NTT東日本・内山、不屈の逆転打 10月右目に死球で左ピッチャー見えなくても「自分の感覚を信じて」
<NTT東日本・西部ガス>5回、NTT東日本・内山は右翼線に逆転の2点適時二塁打を放つ(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【第47回社会人野球日本選手権大会・第3日1回戦   NTT東日本5―2西部ガス ( 2022年11月1日    京セラD )】 第47回社会人野球日本選手権大会で、今夏の都市対抗4強のNTT東日本は、西部ガスに5―2で逆転勝ちした。
 NTT東日本・内山が不屈の一打だ。1点を追う5回無死満塁で左腕・重田の初球、内角球を振り抜いて右翼線へ逆転の2点適時打。「右目をケガして左ピッチャーはほぼ見えていません。自分の感覚を信じて思い切り振りました」。10月の東京都企業秋季大会で死球を受けた右目は、今も瞳孔が開いたままで「近い距離が見づらい」という。それでも今夏の都市対抗で18打数9安打、打率5割で首位打者賞に輝いた実力を発揮。平野宏監督は「調整不足の中、さすが」と称えた。

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