ロッテ・朗希 WBC球に手応え 36日ぶりの打者相手の投球で順調仕上がり

2022年11月02日 05:30

野球

ロッテ・朗希 WBC球に手応え 36日ぶりの打者相手の投球で順調仕上がり
MLB公式球を使用して、ライブBPに登板した佐々木朗(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた侍ジャパン強化試合のメンバーに選出されているロッテ・佐々木朗が、ZOZOマリンでの秋季練習で、ライブBP(実戦形式のフリー打撃)に登板。最速151キロを計測するなど、順調な仕上がりを見せた。
 9月26日のソフトバンク戦以来36日ぶりの打者相手の投球。安田、高部、山口、岡と2打席ずつ対戦した。先頭の安田に中前打されたものの、その後は4三振を奪うなど、ほぼ完璧だった。WBC球への適応も合格点。「久しぶりだったので、感覚を確かめながら投げました。登板日まで、しっかりと調整していきたいと思います」と気合も十分だった。

 前日までフェニックス・リーグで指揮していた吉井監督も視察。「登板は確か10日だったと思う。もう一回ブルペンに入って、試合という感じですね」と10日のオーストラリア戦(札幌ドーム)で先発としてトップチームデビューを飾ることを明かした。この日は計33球中、直球は19球で全て150キロ以上をマーク。侍ジャパンの投手コーチも兼任する指揮官は「試合に入れば、違う何かが出てくるので5、6キロは速くなる。本戦で当たるかもしれないから、こうしろとかいった作戦もない。楽しんでくれたらいい」と自然体で送り出す方針だ。(横市 勇)

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