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落合博満氏「交渉する前に金額が書いてあった」一方的な1年目の契約更改に苦笑い

2022年12月23日 17:00

野球

落合博満氏「交渉する前に金額が書いてあった」一方的な1年目の契約更改に苦笑い
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が23日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。現役時代の契約更改交渉について語った。
 契約更改交渉の“中身”は、どんなことをするのかと問われた落合氏は「中身って、その年の成績を査定する人がいるから、その査定表を見て球団代表が交渉にあたるということよ」と説明。ロッテ時代のプロ1年目の時の交渉については「交渉も何もない。フフフフフ。“お前、この金額で嫌だったらユニホーム脱げ”っていうような。契約書の中に、交渉する前に金額が書いてあった」。この一方的すぎる交渉にも「まぁそういう時代よ」と苦笑いした。

 交渉がまともに始まったのは3冠王を獲った82年からだといい「首位打者を獲った年(81年)なんて、そんな交渉事なかったよ。“お前にはまだ実績がない”の一言だよ。3000万が一流選手の証と言われる時代だから」と簡単には年俸が上がらない当時を振り返った。

 1億円プレーヤーになったのは3度目の3冠王を獲った86年のオフ。トレードで中日へ移籍が決まり大台を突破した。プロ野球界で年俸1億円を超えるのが一つのステータスという風潮には「まあそういう時代になってきたっていうことなんだろうと思うけどね」と語った。

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