阪神・前川 “快眠”で過酷キャンプ乗り切る 同期・森木流のアロマで睡眠の質アップ「すぐに寝られます」

2023年01月12日 05:15

野球

阪神・前川 “快眠”で過酷キャンプ乗り切る 同期・森木流のアロマで睡眠の質アップ「すぐに寝られます」
自主トレでノックを受ける前川(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 夜はぐっすりと寝ます! 阪神の前川は、同期入団の森木からリラクセーションの教えを請い、沖縄にアロマを持ち込んでキャンプを乗り切るつもりだ。
 「練習後のケアに一番気をつかっています。寝付きが良くなる睡眠の取り方で、アロマのスプレーをシュッとすると“いいにおいやなあ”ってすぐに寝られます。ラベンダーとユズの2種類。森木が体のケアとかの知識が豊富なので、教えてもらいました」

 今季のブレークが期待される高卒2年目の19歳にはハードな練習が待っている。1軍スタートが決定的な今春キャンプでは練習前の早出からバットを振って、昼はクタクタになるまで打撃マシンに向き合い、帰宿後もスイングして…。それだけに疲労の軽減は重要。質のいい睡眠を取ることで、過酷な1カ月を完走するつもりだ。

 コンディションづくりも課題の1つ。昨季は上半身のコンディション不良や、外野フェンス衝突の負傷などの影響で1軍出場はなく、ウエスタン・リーグでも出場21試合で打率・250、3本塁打、7打点。相手と戦うどころか、チーム内の競争にも加われなかった。

 地元の三重県津市での初詣は「1年間、1軍でしっかり戦えるように」とお願いした。2月1日を万全で迎え、シーズンを完走することが大前提。その上で持ち前の打撃でアピールを狙う。結果次第では外野手として開幕スタメンの可能性もある逸材だ。「いまはスイングスピードと、打球速度と、フィニッシュ時の力の加え方の3点を重点的にやっています」。睡眠もトレーニングの一環。プロ野球の世界でも、寝る子は必ず育つ!?

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