日本ハム・矢沢 1日の紅白戦でいきなり「野手二刀流」デビュー 「2番・DH」で先発→右翼

2023年02月01日 06:00

野球

日本ハム・矢沢 1日の紅白戦でいきなり「野手二刀流」デビュー 「2番・DH」で先発→右翼
キャッチボールを行う矢沢(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 まずは「野手二刀流」でデビューだ。日本ハムの二刀流ドラフト1位左腕・矢沢(日体大)が1日、沖縄・名護で行われる紅白戦に「2番・DH」で先発出場する。試合中には右翼守備にも入る予定。初日からアピールを目指す。
 「あまり緊張とかはしない。不安もないので、しっかりフルスイングできる準備をして打席に向かう。(体の)反応に任せます」

 投手としてはキャンプ3日目にブルペン入りし、順調なら第3クール初日の11日の紅白戦で実戦初登板する見込み。だが野手も兼ねる「新二刀流」は、キャンプイン当日にいきなり「野手二刀流」で実戦に臨む。「たくさん注目してもらいたい。もちろん、ヒットが出ればいい」とチームの「今季初安打」にも意欲を見せる。

 この日は、ランニングやキャッチボールで調整。練習前には新球場で流れる選手紹介の動画撮影に臨み「“笑ってください”と言われると硬くなっちゃう」とこちらは初々しさを見せた。通常は約20分で終わるが、矢沢は投打2パターンの撮影のため1時間以上を要すなど、二刀流ならではのシーンもあった。

 沖縄料理好きで1月28日の名護入り後は毎日、もずく酢を堪能。「酢は体が柔らかくなるらしいので、柔らかいプレーをできるように」と1年目のキャンプに気負いはない。「自分のサイズのユニホームを着て、いよいよだなと」。注目の二刀流ルーキーが、いよいよプロの第一歩を踏み出す。(田中 健人)

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