夢の投げ合いにメジャー8球団集結!朗希は「デグロム級」由伸は「グリンキー級」

2023年04月15日 05:30

野球

夢の投げ合いにメジャー8球団集結!朗希は「デグロム級」由伸は「グリンキー級」
オリックスの山本(左)とロッテの佐々木朗 Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ2-0オリックス ( 2023年4月14日    ZOZOマリン )】 将来的なメジャー挑戦が確実なロッテ・佐々木朗と早ければ今オフにも海を渡るオリックスの山本。両右腕が参加した3月のWBCでは、東京ドームで行われた1次ラウンドにもメジャー10球団以上のスカウトが集結。この日もヤンキース、ドジャースなど計8球団のスカウトがバックネット裏から熱視線を送った。
 世界一に貢献したWBCを経て、両投手の評価はさらに上昇している。ア・リーグ球団のあるスカウトは「WBCでどのチームも確認したかったのは大リーグ公式球への適応性。加えて米国の球場でそのボールを扱った時の変化。両者ともその点に問題ないことを示した」と各球団がローンデポ・パークで行われた準決勝のメキシコ戦での投球内容に注目していたことを明かす。佐々木朗は先発で4回3失点、山本は2番手で3回1/3を2失点でともに内容も上々。「あの1試合でさらに評価を高めた」と言う。

 エンゼルスの大谷を日本ハム時代から取材するなど“日本選手通”でもあるロサンゼルス・タイムズのディラン・ヘルナンデス記者は「あるア・リーグGMは佐々木について“ストレートは世界一。デグロムより上かも”と話している」と明かし、山本についても「あるナ・リーグのGMは“ピッチ・アビリティー(制球、球種の多さ、打者を見ながら投げられる能力)はグリンキー並み”と言っていた」と明言。山本の契約については「6年総額1億5000万ドル(約198億円)くらいでは」と予想した。

 ボストン・グローブ紙のピーター・エイブラハム記者は11月で22歳となる佐々木朗が現行ルールでメジャー契約を結べる25歳を故障なく迎えたと仮定し「10年契約が提示されるかも。年俸は2500万~3000万ドル(約33億~39億6000万円)くらい」と予想。現在のプロ野球を代表する両投手のアドレナリン全開の投げ合いは、世界の注目を集めた。

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