栗山英樹監督 WBC選外メンバーで唯一、連絡入れた選手「実績もあるし、すごく迷いました」

2023年04月29日 16:10

野球

栗山英樹監督 WBC選外メンバーで唯一、連絡入れた選手「実績もあるし、すごく迷いました」
侍ジャパン・栗山監督
 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶりの世界一に導いた侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が、29日放送のニッポン放送「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」(土曜後1・00)にゲスト出演し、メンバー選考の裏話を明かした。
 伊達みきおは地元仙台の楽天が不調であることを嘆くと、栗山監督は「ただジャパンの時に松井(裕樹)選手だけだったんですけど、マー君とか浅村選手とか、すごく迷ったんですよ。実績もあるし、すごく迷いました」と、田中将大投手、浅村栄斗内野手も選考のボーダーライン上にいたことを告白。「特にマー君とか、(SNSで)発信してくれてたじゃないですか?」と話した。田中は自身の公式ツイッターで、「良い選手が沢山居ますし、なかなか簡単なことではないのは重々承知の上ですが、出場したいです!」などと、代表入りへ強い意欲を示していた。

 マー君、浅村ともメンバーに入らなかったが、栗山監督は「ホントにここだけで、どこにも言ってないですけど、マー君にだけは連絡を入れました」と告白。「“野球の日本代表が大事だということを伝えてもらって、本当にありがとうございます”と。“日本のエースなので、その選手を選ぶか選ばないかって、僕ごときが決めて申し訳ない”と。ただ、その感謝だけはマー君には伝えました」と説明した。すると伊達は「そうだったんですね。直接お話があって…」と納得した様子だった。

 栗山監督によると、落選の選手に連絡を入れることの難しさがあるという。「いろんな選手の考えがあるので、ダメだった選手に連絡を入れるって、言い訳っぽくなってしまう可能性がある」と明かしつつ、「マー君にだけはお話をさせてもらいました」とした。

 伊達が「浅村選手にも連絡してくれたんですか?」と質問すると、富澤たけしから「困らせるなよ」とツッコミが。栗山監督は「あの…えっと、しようと思ったんですけど、その…。すみません。全員になっちゃいますので」と、言葉を選びながら説明していた。

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