阪神・岡田監督「変化球狙いというか、そんな感じで合ってきていた」早め継投策ズバリ 4投手零封リレー 

2023年04月29日 05:15

野球

阪神・岡田監督「変化球狙いというか、そんな感じで合ってきていた」早め継投策ズバリ 4投手零封リレー 
大竹と笑顔でハイタッチする岡田監督(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神4-0ヤクルト ( 2023年4月28日    神宮 )】 阪神・岡田監督の決断は早かった。3安打無失点だった大竹を5回73球で交代。「向こうが変化球狙いというか、そんな感じで合ってきていたから」と危険を察知したからだ。4回に山田、サンタナに芯で捉えられ、早めの継投策に切り替えた。
 セーブもホールドもつかない4点差の6回から勝ちパターンの投手を投入。石井は23日の中日戦を最後にマウンドから遠ざかっていたため、「最初から2イニングいかせるつもりやったよ」と今季初めて回をまたがせた。

 岩崎を挟んで最終回はK・ケラー。中軸にぶつけた理由を安藤コーチは「力勝負ができるから」と説明した。湯浅が右前腕の張りなどで登録を外れた16日以降の9試合でセーブ機会は不思議と一度もない。岡田監督は「そうやなあ。ないなあ。まあ、ええわ。セーブがほしいピッチャーは、いまはいてないから」と意に介さない。日替わり方程式こそ腕の見せどころだ。(倉世古 洋平)

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