「やめたら、自分らしくない」 阪神・木浪はどん底でも…鳥谷氏に学んだ“ルーティン”続けた

2023年05月04日 08:00

野球

「やめたら、自分らしくない」 阪神・木浪はどん底でも…鳥谷氏に学んだ“ルーティン”続けた
阪神・木浪 Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神8ー7中日 ( 2023年5月3日    甲子園 )】 阪神・木浪の練習開始前のルーティンは決まっている。全体練習の2時間前に球場入りし、ランニング→バッティング→ストレッチをこなしてから合流。雨の日でも、屋外でのランニングは欠かさない。その大切なルーティンを開幕前に「もう、やめよう…」と一度は考えた。
 1年目の19年は開幕遊撃で出場。近年は中野に定位置を明け渡し、中野が二塁へ移った今季も開幕遊撃を小幡に譲った。気持ちはどん底。でも、思いとどまった。「やめたら、自分らしくない。他人の結果は操作できない。自分のできることをやろう」

 ルーティンを始めたのは鳥谷敬氏を目の当たりにしたから。同じユニホームを着たのは1年だけ。控えに甘んじても、変わらない姿勢に感銘を受けた。踏みとどまった木浪を野球の神様は見ていた。

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