巨人・横川凱 勝利投手の権利を得て降板直後に3勝目消滅 同期・直江が2四球、追いつかれる

2023年05月12日 20:20

野球

巨人・横川凱 勝利投手の権利を得て降板直後に3勝目消滅 同期・直江が2四球、追いつかれる
<巨・広>5回を投げ終えた横川(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―広島 ( 2023年5月12日    東京D )】 巨人の5年目左腕、横川凱投手(22)が広島戦(東京D)に先発登板し、6回5安打1失点と好投。勝利投手の権利を得て降板したが、直後にリリーフ陣が追いつかれてプロ3勝目が消滅した。
 4月23日のヤクルト戦(神宮)で5回5安打2失点と好投し、今季3度目&プロ通算7度目となる先発マウンドで待望のプロ初勝利。そこから中4日となった同28日の広島戦(東京D)ではリリーフで3回2安打無失点と好投して2勝目をマークした。

 前回登板した今月5日の中日戦(バンテリンD)では勝利投手の権利まであと2死となった5回に1点差に迫られて降板。チームは“魔の8回”に一挙6失点して逆転負けを喫していた。

 そして迎えたこの日は相手エース右腕・大瀬良との投げ合い。3回まで0―0のまま試合が進行して迎えた4回、横川は1死から5番・西川に内角高めに浮いたフォークボールを右翼スタンドに運ばれ先制を許した。

 それでも失点はこれだけ。94球を投げ、続投が微妙になってきたタイミングとなった6回、丸に逆転2ランが飛び出し、勝利投手の権利を得た横川はここで降板となった。

 だが、直後の7回に登板した2番手右腕・直江が2四球を与え、暴投もあって1死一、三塁のピンチを招いて降板。ここで3番手として登板した左腕・大江が代打・野間に初球を右犠飛とされて追いつかれ、横川の3勝目が消滅した。

 横川の投球内容は6回で打者25人に対して94球を投げ、5安打1失点。6三振を奪い、与えた四球は3つ、直球の最速は144キロだった。

 なお、ともに2000年生まれで同学年の横川と直江は2018年ドラフト同期。横川が4位、直江が3位指名だった。

 ▼横川 今日は制球にまとまりがなく大城さんに迷惑をかけてしまいましたが、うまくリードしてくださり粘り強く投げることができました。(6回の場面)追加点を与えてはいけない抑えるしかない場面だったので、一球一球丁寧に投げました。

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