アクシデントで途中交代の長野について原監督「なんかつったみたい」 無事を強調

2023年05月27日 18:00

野球

アクシデントで途中交代の長野について原監督「なんかつったみたい」 無事を強調
<神・巨(7)>7回、負傷しベンチに引き揚げる長野(中央)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人2―3阪神 ( 2023年5月27日    甲子園 )】 巨人の原辰徳監督(64)は試合中のアクシデントで途中交代した長野久義外野手(38)について、足がつっただけで大事には至っていないとの見解を明かした。
 今季から巨人に復帰した長野は阪神戦(甲子園)で「6番・右翼」に入り、4月8日の広島戦(マツダ)以来49日ぶり今季3度目の先発出場。7回の第3打席で遊ゴロを放った際に負傷して途中交代するアクシデントがあった。

 巨人・グリフィン、阪神・大竹と両先発左腕の投手戦が続き、0―0のまま迎えた7回の攻撃だった。先頭の5番・大城卓が右前打で出塁すると、原監督はすかさず代走・増田大を送って勝負に出た。

 ここで打席に入ったのが長野。そして、カウント1―1からの3球目だった。内角高めのカットボールを遊撃方向へ打ち返したが、打った瞬間に打席内でバランスを崩し、走りだそうとして転倒。結局、遊ゴロ併殺打となった。

 慌てて大久保打撃チーフコーチら複数のコーチとトレーナーが長野に駆け寄り、心配そうな表情で見守ったが、長野は足を気にして苦悶の表情。ベンチに戻る際には肩を貸そうとする大久保コーチらを制して自力で歩いたが、異変が起きたのは明らかで、その裏の守備から交代してベンチに下がった。

 試合後、長野について聞かれた原監督は「なんか、交代はやむを得ないところだろうけど大丈夫みたいですけどね。なんかつったみたいなこと言ってましたよ」と話していた。

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