環太平洋大が初勝利 広島元監督野村謙二郎氏の弟・昭彦監督「選手の方がプレッシャーはあったと思う」 

2023年06月05日 12:33

野球

環太平洋大が初勝利 広島元監督野村謙二郎氏の弟・昭彦監督「選手の方がプレッシャーはあったと思う」 
<環太平洋大・大阪公立大>勝利監督インタビューを受ける環太平洋大・野村監督(撮影・木村 揚輔)  Photo By スポニチ
 【第72回全日本大学野球選手権1回戦   環太平洋大6―1大阪公立大 ( 2023年6月5日    神宮 )】 4度目の出場となった環太平洋大がうれしい初勝利だ。明治神宮大会では18年に準優勝の経験があるが、全日本は過去3度出場して全て初戦敗退。勝利をつかんだナインを元広島監督の野村謙二郎氏の弟でもある昭彦監督は「選手の方がプレッシャーはあったと思うがよく勝ってくれた」と称えた。
 一振りで勝利を決定付けた。

 2点リードの8回1死で打席に立ったのが5番の猿渡颯外野手(3年)。カウント1―1から高めに浮いてきたツーシームを捉えると、きれいな放物線を描いて右翼スタンドへ。「打った瞬間行くと思った。気持ちよかったです」と大学通算5本目の一発を喜んだ。

 昨年は初戦の東海大札幌戦でノーヒットノーランを許しての悔しい敗退。この負けをバネに「打撃を強化してきた」と猿渡。自身も初回の先制打と貴重な一発を放ち、涙をのんだ同じ神宮でリベンジを果たしてみせた。

 次戦の相手は白鴎大。連戦となるが猿渡は、「しっかりと勝ちにいきたい」と力を込めた。(村井 樹)

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