ソフトB・スチュワート 5年目自己最多116球熱投 7回零封3勝「ガチで頑張ります」

2023年08月30日 05:00

野球

ソフトB・スチュワート 5年目自己最多116球熱投 7回零封3勝「ガチで頑張ります」
<ソ・オ>お立ち台でポーズを取る(左から)牧原大、スチュワート、野村勇(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク7―0オリックス ( 2023年8月29日    長崎 )】 汗まみれになりながら来日5年目で自己最多の116球を投げ抜いた。ソフトバンクの先発・スチュワートが7回無失点で3勝目をマーク。お立ち台に上がった右腕は「正直少し疲れた」と話しながら笑みを広げた。
 立ち上がりはピンチの連続だった。初回2死から中川圭、森に連打を浴びて一、二塁とされた。首位打者・頓宮を迎えたが、臆せずに内角150キロ直球で詰まらせて二飛に抑えた。2回1死二、三塁では、宜保を直球で三飛、渡部を二ゴロに仕留めて危機脱出。試合中盤からリズムをつかみ、5回以降は無安打に抑えて無失点を続けた。「スコアボードにいっぱいゼロを並べられて良かった」と粘りの投球を振り返った。

 今季3勝のうちオリックス戦で2勝をマーク。防御率1・35と安定した投球を披露している。夏場からローテーションに定着している右腕は「ローテで投げている疲れは一切ないね。逆に充実しているよ」と笑顔。藤本監督は「球数を今年一番投げているし、いい経験ができたんじゃないかな」と力投に目を細めた。

 お立ち台では「ガチで頑張ります!」と最後に日本語で声を張り上げた。成長著しい23歳の存在感は日増しに大きくなっている。

おすすめテーマ

2023年08月30日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム