巨人・西舘勇陽 菅野を好救援 開幕から無失点のまま8ホールド目 菅野からは「ありがとう」と

2024年04月18日 22:14

野球

巨人・西舘勇陽 菅野を好救援 開幕から無失点のまま8ホールド目 菅野からは「ありがとう」と
<神・巨>2番手で登板した西舘(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―2阪神 ( 2024年4月18日    甲子園 )】 巨人のドラフト1位ルーキー、西舘勇陽投手(22=中大)が18日の阪神戦(甲子園)で開幕から無失点のまま8ホールド目をマークした。
 先発マウンドに上がった菅野智之投手(34)が1―0で迎えた8回、開幕から3戦21イニング目にして初失点。1―1の同点となり、なおも1死一、二塁とピンチが続いた場面で2番手として登板した。

 いきなり打席に4番・大山という場面だったが、2球目で右飛に打ち取り、2死に。続く佐藤輝にはファウルで粘られて四球を与え2死満塁となったが、ノイジーを4球目の150キロ直球で一邪飛に打ち取り、追加点を許さなかった。

 西舘は「最悪四球で出しても点数はやれない状況だったので。2死になってからは2人でどっちかでアウト1つ取れればいいなと思っていました」とピンチでの登板を振り返り、満塁となった場面については「マウンドで投げているとマイナス思考になってもしようがない。自分ができることを」とキッパリ。

 花巻東時代に出場し、いい思い出がないと話していた甲子園での好投。だが、「結果、負けているので、いい思いはしていないです」とし、菅野には「ありがとうと言ってくださった」と話していた。

 ▼菅野 ホントに頼もしいしね、助けてもらうこともやっぱあるんで。できればね、自分で、しっかりイニングは最後まで投げ切れるように。そこは意識してやっていけたらと思います。

 ▼小林 いいピッチャーですし、強い気持ちを持ってマウンドに上がってくれた。ナイスピッチングでした。

 ▼杉内投手チーフコーチ ちょっと力みもあったけどね。久しぶりの登板でね。それでもゾーン内に開き直って良く投げてくれた。期待通りのピッチングをしてくれました。

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