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広島の3年目コンビ躍動 中村健「がむしゃら」先制弾 末包は昇格即5番でマルチ安打

2024年05月09日 05:00

野球

広島の3年目コンビ躍動 中村健「がむしゃら」先制弾 末包は昇格即5番でマルチ安打
<神・広>3回、先制の左越え本塁打を放つ広島・中村健(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島3ー1阪神 ( 2024年5月8日    甲子園 )】 広島の3年目コンビが光った。一塁でプロ初先発だった中村健は3回に左越えの先制弾。「がむしゃらに食らいついていったら最高の結果になった」。22年8月26日の巨人戦以来621日ぶり安打で、同7月17日の巨人戦以来661日ぶり通算4号。広島として大竹に対して昨季から数えて打者183人目での初本塁打になった。
 左膝負傷で出遅れていた末包は昇格即5番での先発起用に応えるマルチ安打。特に8回はゲラの155キロにバットを折りながら左前適時打で3点目をたたき出し、「狙ってしっかり振り抜けた」と胸を張った。大竹の登板日に勝ったのは昨季から通じて8試合目で初めて。甲子園4連勝は2年ぶりで、新井監督は「若い選手がいいものを見せてくれて、いい一日だった」と喜んだ。

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