広島・大瀬良 「大先輩」北別府学さんから贈られた「金言」 マウンドで実践し、快投を演じた

2024年06月23日 05:00

野球

広島・大瀬良 「大先輩」北別府学さんから贈られた「金言」 マウンドで実践し、快投を演じた
<中・広>勝ち星を挙げ、最後を締めた栗林(右)からウイニングボールを受け取る広島・大瀬良(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島3ー1中日 ( 2024年6月22日    バンテリンD )】 <記者フリートーク 広島担当・長谷川凡記>
 広島のエースとして黄金期を築き、通算213勝を挙げた北別府学さんが亡くなってから6月16日で1年を迎えた。エースの魂を引き継ぐ大瀬良は生前、北別府さんから授かった“金言”を胸にマウンドに上がっている。

 「1年目、2年目のときにグラウンドでお会いすると、“お前は優しすぎるんじゃ。内角も厳しくいかんか”、“性格がピッチングスタイルに出とる”とよく言われた。その言葉は今でも凄く残っている」

 優しい性格が、マウンド上では弱点となることを指摘された。直球で攻めるだけでなく、今季からは持ち球に北別府さんの代名詞でもあるシュートを加え、右打者の内角をえぐる強気な投球を実践。この厳しい攻めで投球の幅を広げ、結果にもつながっている。希代の大投手も、天国で大瀬良の活躍を喜んでいることだろう。(広島担当・長谷川 凡記)

おすすめテーマ

2024年06月23日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム