全セ・ヤクルト村上 球宴1号 4度目出場17打席目の一発 打線けん引し敢闘賞ゲット

2024年07月24日 05:30

野球

全セ・ヤクルト村上 球宴1号 4度目出場17打席目の一発 打線けん引し敢闘賞ゲット
<全セ・全パ>2回、山崎(左)から2ランを放つ村上(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【マイナビオールスターゲーム2024第1戦   全セ11―6全パ ( 2024年7月23日    エスコンF )】 令和の3冠王には足りないものがあった。球宴での活躍、そして本塁打だ。全セ・村上(ヤクルト)が待ちに待った一発。「チームの勢いが良くてノリノリでいけた。凄い格別。たくさんのお客さんの前で打ててうれしい」と言った。
 2回に一気に7点を奪い、さらに2死一塁。左中間へ運んだ2ランは自身4度目の出場で7試合、17打席目での初アーチ&初打点だった。この回無死一塁でも右中間二塁打を放っていた。1イニング2安打目となるこの本塁打もあり、球宴新記録の1イニング9点目を叩き出した。4回にも右翼線二塁打で3安打2打点だ。

 試合前。エスコンでの球宴初開催を記念した「ブルーカーペットショー」が行われた。村上は金色のネックレスを重ねて着用して登場。高級ブランドかと思いきや前日に札幌駅直結の商業施設「JRタワー」で買った金の記念メダルが付いた「北海道ご当地グッズ」だった。ぴかぴかのアイテムを着用し、試合では自身が輝いた。球宴は昨年まで通算15打数4安打、打率・267だったが「申し分ない活躍ができた」と敢闘選手賞とマイナビドリーム賞のダブル受賞に笑顔。計200万円の賞金をゲットした。

 24日の第2戦はヤクルトの本拠地・神宮球場で開催され、岡田監督にも「もっといい賞を、地元の神宮で獲ってくれると思う」とエールを送られた。前半戦はリーグトップの17本塁打をマークした主砲は「(本拠地で)喜びを感じながらプレーしたい」と見据える。次に狙うのは、もちろんMVPだ。(田中 健人)

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